橋康郎 (34歳)
【出身地】 | 東京都八王子市 |
【前職】 | システムコンサルタント |
【研修期間】 | ウィークエンド研修:2年 研修:9ヶ月 |
【就農開始年】 | 2009年 |
【開始時面積・営農形態】 | 1.5ha 夫婦専業(妻は出荷作業のみ) |
【現在の面積・営農形態】 | 1.5ha 夫婦専業(妻は出荷作業のみ) |
【就農地】 | 八ヶ岳たかはしファーム |
【就農動機】
大学で動物生態学の研究をしていたこともあり、自然の力を活用する有機農業の合理性、その結果の永続性に強く魅力を感じました。また、自分が好きな分野で『こだわり』を持って取り組める仕事をしたいという思いもありました。
【研修中の感想】
私は山梨に越す前2年間、東京で多忙なサラリーマン生活を送りながら、毎週土曜日、通いで研修をさせてもらいました。金曜日遅くに仕事から帰宅して、朝3時に起きて山梨に向かう、という今考えると二度としたくない生活です。
これは、自分の就農への意思を確かめるために、また周囲を説得するために、大事な期間でした。
就農を迷っている人、周囲の協力を得たい人、ウィークエンド研修はお薦めです。
山梨に越してからは、とにかく毎日朝から晩まで忙しく働かせてもらいました。
毎日疲れきって寝てしまい、翌年に控えた自分の就農について考える時間がないくらい。。。
梶原さんの執拗な『あおり』のおかげもあって作業のスピードと効率性が身に付きました。
農業はこなした仕事の量がそのまま自分の売上につながるので、振り返れば、最も大事なことが身に付いていました。
これは、自分の就農への意思を確かめるために、また周囲を説得するために、大事な期間でした。
就農を迷っている人、周囲の協力を得たい人、ウィークエンド研修はお薦めです。
山梨に越してからは、とにかく毎日朝から晩まで忙しく働かせてもらいました。
毎日疲れきって寝てしまい、翌年に控えた自分の就農について考える時間がないくらい。。。
梶原さんの執拗な『あおり』のおかげもあって作業のスピードと効率性が身に付きました。
農業はこなした仕事の量がそのまま自分の売上につながるので、振り返れば、最も大事なことが身に付いていました。
【就農後の感想】
農業で喰っていくのは、やはり楽ではありません。1袋100円ちょっとのものを売って生計を立てるのですから。
すべては自分次第、自分がやったこと・やらなかったことがそのまま結果として返ってくるきつさはあります。
家族に美味しい野菜を食べさせたい、というように身近な人たちのことを思いながら取り組めることがこの仕事の一番の魅力です。
独立1年目の昨年だけでも、本当に多くの人との出会いがありました。
私の野菜を食べてくれたお客様、使ってくれている飲食業の方々、畑を楽しむ子供たち、それぞれの喜ぶ顔を見、声を聞くにつけ、自分の仕事が求められていることを実感できます。
将来性がある仕事なのだと確信しています。
すべては自分次第、自分がやったこと・やらなかったことがそのまま結果として返ってくるきつさはあります。
家族に美味しい野菜を食べさせたい、というように身近な人たちのことを思いながら取り組めることがこの仕事の一番の魅力です。
独立1年目の昨年だけでも、本当に多くの人との出会いがありました。
私の野菜を食べてくれたお客様、使ってくれている飲食業の方々、畑を楽しむ子供たち、それぞれの喜ぶ顔を見、声を聞くにつけ、自分の仕事が求められていることを実感できます。
将来性がある仕事なのだと確信しています。
【今後の展望】
今、少し悩んでいます。
昨年、就農1年目を精一杯やって、計画以上の売上を上げることができました。満足しています。
でも、今後の子育てなどを考えると充分な額ではありません。この先、今のやり方で大きな伸び代があるとは言えません。
今後どうやってやりたい農業と満足のいく生活を両立できるか、現在模索中です。
昨年、就農1年目を精一杯やって、計画以上の売上を上げることができました。満足しています。
でも、今後の子育てなどを考えると充分な額ではありません。この先、今のやり方で大きな伸び代があるとは言えません。
今後どうやってやりたい農業と満足のいく生活を両立できるか、現在模索中です。
【研修・就農希望者に一言】
農業は間口の広い産業です。焦らずともいくつになってもその歳に応じた農業を始められます。
がっつり稼ぐつもりなら若いに越したことはありませんが。サラリーマンなど都市の仕事は一度辞めると戻るのは大変です。
都市生活において身に付けた経験、人脈などは農業でも何かの形で必ず役に立ちます。
じっくり慎重に考えて、これと決めたら思い切って就農してください。
がっつり稼ぐつもりなら若いに越したことはありませんが。サラリーマンなど都市の仕事は一度辞めると戻るのは大変です。
都市生活において身に付けた経験、人脈などは農業でも何かの形で必ず役に立ちます。
じっくり慎重に考えて、これと決めたら思い切って就農してください。
青柳美土里 (28歳)
【出身地】 | 山梨県甲府市 |
【前職】 | 会社員(飲食業) |
【研修期間】 | 約1年半(農業大学校の研修生として) |
【就農開始年】 | 2009年6月 |
【開始時面積・営農形態】 | 45a 多品目露地野菜 |
【現在の面積・営農形態】 | 約1.3ha 多品目露地野菜 |
【就農地】 | 山梨県北杜市須玉町 |
【就農動機】
会社員時代に食品を扱うことに携わっているうちに安全な食とは何か?
おいしい食とは何か?を考えるようになり、実際に自分の手で安心しておいしく食べることができるものを作りたいと思ったから
おいしい食とは何か?を考えるようになり、実際に自分の手で安心しておいしく食べることができるものを作りたいと思ったから
【研修中の感想】
多品目の野菜の栽培を学ぶことができ面白かった。
もともと農業に関心があったがもっと農業を好きになった。(体力的にはきつかったが・・・)自分が力を入れて作った野菜が病気や虫で被害を受けるのをみて農家の厳しさも知ることができこれも良い経験だったと思う。
学ぶことが多すぎてあっという間に研修が終わってしまった感じがする。
もともと農業に関心があったがもっと農業を好きになった。(体力的にはきつかったが・・・)自分が力を入れて作った野菜が病気や虫で被害を受けるのをみて農家の厳しさも知ることができこれも良い経験だったと思う。
学ぶことが多すぎてあっという間に研修が終わってしまった感じがする。
【就農後の感想】
すべてが自分の責任であり、大変なことも悩むことも多いが、非常にやりがいを感じている。
失敗も多いが、失敗から学ぶことがたくさんあり、なんでも楽しんでやっている。
就農したからといってすべて一人でできているわけではなく、梶原さんや研修生仲間や地域の人々家族など周りに支えられていることを強く感じる。
失敗も多いが、失敗から学ぶことがたくさんあり、なんでも楽しんでやっている。
就農したからといってすべて一人でできているわけではなく、梶原さんや研修生仲間や地域の人々家族など周りに支えられていることを強く感じる。
【今後の展望】
まだ就農して半年ということもあり、まずは販路の拡大と経営の安定を第一目標に数年はやっていきたい。
現在一人で営農しているためパートナー(研修生受け入れも視野に入れ)を見つけて徐々に規模を大きくしていきたいと考えている。
現在一人で営農しているためパートナー(研修生受け入れも視野に入れ)を見つけて徐々に規模を大きくしていきたいと考えている。
【研修・就農希望者に一言】
就農に際し、いろいろと不安はあると思います。
女性1人でどうしたらいいか・・・就農資金はどのくらい必要か・・・栽培技術はどう身につけるか・・・など農業にはそれぞれやり方があり就農にも多くの方法があります。
ここでは多くの独立した先輩がいるのでそれぞれやりかたを見るチャンスが多くあると思います。
まずは研修中に自分の目指す農業をみつけあきらめずにがんばってください。
女性1人でどうしたらいいか・・・就農資金はどのくらい必要か・・・栽培技術はどう身につけるか・・・など農業にはそれぞれやり方があり就農にも多くの方法があります。
ここでは多くの独立した先輩がいるのでそれぞれやりかたを見るチャンスが多くあると思います。
まずは研修中に自分の目指す農業をみつけあきらめずにがんばってください。